ライフプラン教育

育児休業を取得した男性へのインタビューをきっかけに、10年以上前からお付き合いいただいている甲南大学の先生にお招きいただき、甲南大学人間科学研究所が開講している共通教育科目「ライフプラン教育」の、第6回「日本における仕事と子育て – 父親に注目して」にゲストスピーカーとして参加しました。

「子育て」をテーマに社会学、経済学、臨床心理学など専門の異なる先生方が、1、2回生を中心とした50人余りの受講生に、ライフプランを考える多様な視点をもつ機会を提供する全15回の講義です。

受講生は前回の講義で、現在、働き始めたとき、子育てをしながら働くとき、それぞれの一日のスケジュールを書き出していました。将来についてはイメージですが、仕事に使う時間、自分に使う時間、家事や子育てに使う時間などの配分、子育てをしながら働くステージになって、その配分が変わる、さして変わらないなど、受講生の未来予想図は様々でした。

今回の講義では、私の子どもが生まれる前(仕事のみ)、育児休業中(子育てのみ)、復職後(仕事と子育て)のスケジュールを示して、それぞれのステージで何を感じたかを共有することで、受講生がより具体的な、社会、会社、個人の課題を認識してもらうという目的でした。

受講生達が今の私の年齢になる25年後には、仕事と子育てはどんな様相になっているのか、とても楽しみです。

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